2.27.2012

『怒りの作法』






著者は哲学者の小川仁志さん。
『人生が変わる哲学の教室』や『超訳「哲学用語」事典』など、
最近ベストセラーを続けて書かれている方です。


そしてこの本も、すごく面白いですよ!
ニーチェ、ヘーゲル、フーコーなど有名な哲学者だけでなく、
サンデル教授や岡本太郎など幅広い意味での哲学者から学ぶ怒りの作法

最近よく「怒らない方法」や「怒るのをやめませんか」という言葉を聞きます。
この小川さんは大げさに言えば「怒ろう」と言うのです。

歴史を変え、世界を動かしてきた最大の原動力は何だったか。
歴史に名を残す哲学者たちの行動・思考を掘り下げながら、
3.11後の日本や、アラブの春、ウォール街デモなど
記憶に新しい怒りについても一つの論考が示されています。


カバー、帯はヴァンヌーボVG
カバーのタイトルとイラストの顔は透明バーコをかけています。




表紙に新バフン紙(きぬ)、
見返しにOKミューズコットン(しょこら)、
別丁扉に新バフン紙(くも)、
イラストは鈴木順幸さん。

よろしくお願いします!