7月に社員旅行でタイ、バンコクに行ってきました。
私個人としては社員旅行の前後も使い、ベトナム、カンボジア、タイ、ラオスと、メコン川とチャオプラヤ川に揺られながら各国を巡ってきました。 海外にいることを感じさせないぐらいに仕事もしてたので、お客さまには気づかれてないと思います…たぶん。
この3年ほど東南アジアの都市を多くまわりましたが、どこも凄まじいスピードの発展と若者の熱気を感じて圧倒されます。悲しい歴史や複雑な関係性による苦労も多いようですが、それでも将来は明るいと信じている気持ちのいい人たちに出会うこともできました。
カンボジアやラオスではまだまだ本は贅沢な文化で、子どもたちが絵本に触れることも当たり前ではないようです。私の仕事があること自体が恵まれているのだと、今さらながら気づかされました。
ホーチミンやバンコクなどの大都市では、才能ある若いデザイナーが台頭しているようで、書店の棚が華やかです。
東南アジアは日本を含む東アジアのデザインに比べて、欧米のデザインに近い雰囲気を感じます。植民地時代の影響や、アルファベットを使う国も多いからかもしれません。日本の書籍の翻訳もとても多く、デザインの違いを見るのも楽しいです。
写真はベトナムのブックデザイナー、タ・クオック・キー・ナム(Tạ Quốc Kỳ Nam)さんのデザインした本を中心にホーチミンで買ってきたものです。
ちびまる子ちゃんから村上春樹さんまで、幅広く質の高い仕事をされていて素晴らしいです。
タイではあまり本を買えませんでしたが、Wrong Designさんのブックデザインは最高にかっこいいので、いつでも参考にしたいと思っています。
フランクフルトで台湾の王志弘(ワン・ジーホン)さんに衝撃を受けてから、時間があるときに海外の本を見るようにしていますが、世界中に素晴らしいブックデザイナーがいて、同業者として尊敬する仕事に出会うと嬉しくなります。
東南アジアはどこも定期的に訪れたい国ばかりですが、また新しい景色と本に出会うために、次は違う地域に足を延ばそうと思います。
tobufune 小口翔平
