1.25.2012

『放射能から子どもの未来を守る』





地震以降、様々なことが変わった気がします。
そのなかでも確実に暗い影を落とし続けている原発。

この本は、あまりに無責任な対応をする関係者に怒りをぶつけ、
身をもって行動してきた学者の対談です。
タイトルのとおり子どもの未来を守りたい一心で。

著者の児玉先生は去年の夏、国会の厚生労働委員会で

ツイッターなどで一気に広まったその映像を僕もそのころ見ました。
テレビに出てくる学者たちに憤りばかり感じていたので、
こういう学者もいるのだと少し救われた気がしたことを覚えています。
数ヶ月後に著作の装丁をするとは思いもしませんでしたが…

厳しい言葉、耳を疑いたくなる話もありますが、
ただただ優しい本だと思います。





なにかを訴えたり自ら行動することは簡単なことではありません。
できればダラダラしていたいし、考えるのも面倒です。
正直自分がよければだいたいのことはいいと思っている気もします。
しかもこの問題は善悪だけで判断もできず難しい……

……ですが、

個人でも企業でも「自ら責任をとれないことをする権利はない」、
その1点のみで僕は脱原発を謳います。
少しずつ何年かけてでもなくしていくべきだと思います。
特になにもできませんが…。


なんだか話がそれましたがぜひ書店で!

1.21.2012

『もっと変な給食』





tobufuneの見本2冊目は『もっと変な給食』です。

とはいえこの本はほぼフクダデザインのころに作りました。
出版まで少し時間がかかりこのたび晴れて書店に並ぶことに。

2年ほど前に様々なメディアで取り上げられ話題になった
『変な給食』の続編で、前作同様に撮影から驚きの連続。
食べ合わせの悪さは今回も健在。
「ココア揚げパン×肉じゃが」など大人には辛い食べ合わせ…
一緒に食べる先生たちも大変です…。

著者は『粗食のすすめ』の幕内秀夫さん、
米飯給食を推進するべく様々な活動をされています。

写真を見るだけでも面白いのでぜひ書店で!

1.17.2012

1冊目





記念すべき tobufune の装丁1冊目の見本が届きました。
すばる舎リンケージさまから出版される『産業医が看た! 上司のカルテ』
帯のチェック項目に心あたりのある方、ぜひ読んでみて下さい。
上司の苦労に同情しつつもなるほどな~と共感できる1冊です。


イラストは高校の友人イラストレーター、タケウマくん。
年末年始進行にも関わらず柔軟な対応に感謝!
用紙はカバー、帯ともにアラベール(ウルトラホワイト)。
年末のお忙しいなか紙見本を届けていただいた竹尾さまにも感謝!


記念すべき1冊目、一生忘れない仕事になるのだと思います。
これから2冊、3冊、100冊、1000冊~と続いていくよう
初心を忘れずがんばります。

1.09.2012

あけましておめでとうございます





あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。


たくさんの年賀状をいただきました。
そしてすいません…
独立早々年賀状を出さずという不義理なことをしてしましました。
代わりでもないですが年賀の画像[tobutatsu]を載せておきます。


昨年は悲しい年でした。今年は明るい年になってほしい。
今年の抱負は“継続”です。
“tobufune”を長く続けるための最初の1年、
日々を大切に過ごそうと思います。
そして被災された方々のことを忘れずできることを続けようとも思います。


皆さまにとって良き1年になりますよう。